class Rinda::TupleSpaceProxy

要約

リモートの Rinda::TupleSpace オブジェクトを包むプロクシクラスです。

Rinda::TupleSpace#take でタプルの受け渡し時にタプルが消失する可能性を下げるためのプロクシクラスです。

目次

特異メソッド
インスタンスメソッド

特異メソッド

new(ts) -> Rinda::TupleSpaceProxy[permalink][rdoc]

ts を wrap した新たな TupleSpaceProxy オブジェクトを生成します。

[PARAM] ts:
ラップするリモート Rinda::TupleSpace オブジェクト

インスタンスメソッド

notify(ev, tuple, sec = nil) -> Rinda::NotifyTemplateEntry[permalink][rdoc]

event で指定した種類のイベントの監視を開始します。

内部的にはリモートオブジェクトの Rinda::TupleSpace#notify にフォワードされます。詳細は Rinda::TupleSpace#notify 参照してください

[PARAM] event:
監視対象のイベント(文字列)
[PARAM] pattern:
監視対象となるタプルのパターン
[PARAM] sec:
監視期間の長さ(秒数)
read(tuple, sec=nil) -> [Array|Hash][permalink][rdoc]

タプルスペース内の tuple にマッチするタプルを一つコピーして返します。

内部的にはリモートオブジェクトの Rinda::TupleSpace#read にフォワードされます。詳細は Rinda::TupleSpace#read を参照してください。

[PARAM] tuple:
タプルのパターン
[PARAM] sec:
タイムアウト秒数
[EXCEPTION] Rinda::RequestExpiredError:
read がタイムアウトした場合に発生します
[EXCEPTION] Ridna::RequestCanceledError:
read が何らかの理由でキャンセルされた場合に発生します。
read_all(tuple) -> [Array|Hash][permalink][rdoc]

タプルスペース内の tuple にマッチするタプルをすべてコピーして返します。

内部的にはリモートオブジェクトの Rinda::TupleSpace#read_all にフォワードされます。詳細は Rinda::TupleSpace#read_all を参照してください。

[PARAM] tuple:
タプルのパターン
take(tuple, sec = nil) -> Array | Hash[permalink][rdoc]

tuple にマッチするタプルをタプルスペースから取り出して返します。

内部的にはリモートオブジェクトの Rinda::TupleSpace#take にフォワードされます。詳細は Rinda::TupleSpace#take を参照してください。

[PARAM] tuple:
タプルのパターン
[PARAM] sec:
タイムアウト秒数
[EXCEPTION] Rinda::RequestExpiredError:
take がタイムアウトした場合に発生します
[EXCEPTION] Ridna::RequestCanceledError:
take が何らかの理由でキャンセルされた場合に発生します。
write(tuple, sec = nil) -> Rinda::TupleEntry[permalink][rdoc]

tuple をタプルスペースに加えます。 tuple を管理するための Rinda::TupleEntry オブジェクトを返します。

内部的にはリモートオブジェクトの Rinda::TupleSpace#write にフォワードされます。詳細は Rinda::TupleSpace#write を参照してください。

[PARAM] tuple:
追加する tuple (配列かHash)
[PARAM] sec:
有効期限(秒数)