Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > 環境変数
Rubyインタプリタは以下の環境変数を参照します。
Rubyインタプリタにデフォルトで渡すオプションを指定します。
指定できないオプションを指定した場合、例外が発生します。
$ RUBYOPT=-y ruby -e "" ruby: invalid switch in RUBYOPT: -y (RuntimeError)
sh系
RUBYOPT='-Ke -rkconv' export RUBYOPT
csh系
setenv RUBYOPT '-Ke -rkconv'
MS-DOS系
set RUBYOPT=-Ke -rkconv
-S オプション指定時に、環境変数 PATH による Ruby スクリプトの探索に加えて、この環境変数で指定したディレクトリも 探索対象になります。(PATH の値よりも優先します)。 起動オプションの詳細に関してはRubyの起動 を参照してください。
sh系
RUBYPATH=$HOME/ruby:/opt/ruby export RUBYPATH
csh系
setenv RUBYPATH $HOME/ruby:/opt/ruby
MS-DOS系
set RUBYPATH=%HOMEDRIVE%%HOMEPATH%\ruby;\opt\ruby
Rubyライブラリの探索パス$:のデフォル ト値の前にこの環境変数の値を付け足します。
sh系
RUBYLIB=$HOME/ruby/lib:/opt/ruby/lib export RUBYLIB
csh系
setenv RUBYLIB $HOME/ruby/lib:/opt/ruby/lib
MS-DOS系
set RUBYLIB=%HOMEDRIVE%%HOMEPATH%\ruby\lib;\opt\ruby\lib
この環境変数は mswin32版、mingw32版のrubyで のみ有効です。
Kernel.#system でコマンドを実行するときに使用するシェル を指定します。この環境変数が省略されていればCOMSPECの値を 使用します。
Kernel.#systemなどでコマンドを実行するときに検索するパスです。 設定されていないとき(nilのとき)は "/usr/local/bin:/usr/ucb:/usr/bin:/bin:." で検索されます。
GC/チューニングのための環境変数 を参照。