Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > etcライブラリ > Struct::Groupクラス

class Struct::Group

クラスの継承リスト: Struct::Group < Struct < Enumerable < Object < Kernel < BasicObject
aliases: Etc::Group

要約

Etc.#getgrent で得られる構造体。

この構造体の値を変更してもシステムには反映されません。

目次

特異メソッド
each
インスタンスメソッド
gid gid= mem mem= name name= passwd passwd=

特異メソッド

each {|entry| ... } -> Struct::Group[permalink][rdoc]
each -> Enumerator

/etc/group に含まれるエントリを一つずつブロックに渡して評価します。 ブロックを省略した場合は Enumerator のインスタンスを返します。

[SEE_ALSO] Etc.#getpwent

インスタンスメソッド

gid -> Integer[permalink][rdoc]

グループ ID を返します。

gid=(gid)[permalink][rdoc]

グループ ID を設定します。

mem -> [String][permalink][rdoc]

このグループに所属するメンバーのログイン名を配列で返します。

mem=(mem)[permalink][rdoc]

このグループに所属するメンバーのログイン名を設定します。

name -> String[permalink][rdoc]

グループ名を設定します。

name=(name)[permalink][rdoc]

グループ名を返します。

passwd -> String[permalink][rdoc]

暗号化されたパスワードを返します。

このグループのパスワードへのアクセスが無効である場合は 'x' を返します。 このグループの一員になるのにパスワードが不要である場合は、空文字列を返します。

passwd=(passwd)[permalink][rdoc]

このグループのパスワードを設定します。