Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > resolvライブラリ > Resolv::DNS::Resource::SOAクラス

class Resolv::DNS::Resource::SOA

クラスの継承リスト: Resolv::DNS::Resource::SOA < Resolv::DNS::Resource < Resolv::DNS::Query < Object < Kernel < BasicObject

要約

DNS リソースの SOA (Start Of Authority) レコード を表す抽象クラスです。

Resolv::DNS#getresource で SOA レコードを得たい場合は Resolv::DNS::Resource::IN::SOA を使うべきです。

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
expire minimum mname refresh retry rname serial

特異メソッド

new(mname, rname, serial, refresh, retry_, expire, minimum) -> Resolv::DNS::Resource::SOA[permalink][rdoc]

Resolv::DNS::Resource::SOA のインスタンスを生成して返します。

[PARAM] mname:
対象のゾーンのマスターゾーンファイルが存在するホスト名
[PARAM] rname:
対象のドメイン名の管理者名
[PARAM] serial:
ゾーンファイルのバージョン
[PARAM] refresh:
プライマリサーバからの更新をセカンダリサーバが チェックする頻度(秒単位)
[PARAM] retry:
セカンダリサーバがプライマリサーバからの情報更新 に失敗した場合のリトライの頻度(秒単位)
[PARAM] expire:
プライマリサーバから得たゾーン情報の有効期間(秒単位)
[PARAM] minimum:
リソースレコードの最小 TTL (秒単位)

インスタンスメソッド

expire -> Integer[permalink][rdoc]

プライマリサーバから得たゾーン情報をセカンダリサーバが 何秒間有効なものとして保持するかを返します。

minimum -> Integer[permalink][rdoc]

リソースレコードで TTL の値として使われる最小の秒数を 返します。

mname -> Resolv::DNS::Name[permalink][rdoc]

対象のゾーンのマスターゾーンファイルが存在するホスト名を返します。

refresh -> Integer[permalink][rdoc]

プライマリサーバからの更新をセカンダリサーバがチェックする 頻度を秒単位で返します。

retry -> Integer[permalink][rdoc]

セカンダリサーバがプライマリサーバからの情報更新に失敗した場合に 何秒後にリトライするかを返します。

rname -> Resolv::DNS::Name[permalink][rdoc]

対象のドメイン名の管理者名を返します。

serial -> Integer[permalink][rdoc]

ゾーンファイルのバージョンを返します。