Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rake/testtaskライブラリ > Rake::TestTaskクラス
クラスの継承リスト: Rake::TestTask < Rake::TaskLib < Rake::Cloneable < Object < Kernel < BasicObject
ユニットテストを実行するためのタスクを作成するクラスです。
例:
Rake::TestTask.new do |t| t.libs << "test" t.test_files = FileList['test/test*.rb'] t.verbose = true end
以下に test ターゲットの使用例を示します。
例:
rake test # run tests normally rake test TEST=just_one_file.rb # run just one test file. rake test TESTOPTS="-v" # run in verbose mode rake test TESTOPTS="--runner=fox" # use the fox test runner
new(name = :test) {|t| ... } -> Rake::TestTask
[permalink][rdoc]自身を初期化します。
ブロックが与えられた場合は、自身をブロックパラメータとして与えられた ブロックを評価します。
define -> self
[permalink][rdoc]タスクを定義します。
libs -> Array
[permalink][rdoc]テスト実行前に $LOAD_PATH に追加するパスを返します。
libs=(libs)
[permalink][rdoc]テスト実行前に $LOAD_PATH に追加するパスをセットします。
loader -> Symbol
[permalink][rdoc]テストをロードする方法を返します。
loader=(style)
[permalink][rdoc]テストをロードする方法を指定します。
指定できる方法は以下の通りです。
Rake が提供する方法でテストをロードします。デフォルトはこれです。
Ruby が提供する testrb コマンドを用いてテストをロードします。
コマンドラインで指定したファイルをロードします。
name -> String
[permalink][rdoc]テストタスクの名前を返します。デフォルトは "test" です。
name=(str)
[permalink][rdoc]テストタスクの名前をセットします。
options -> String
[permalink][rdoc]テストスイートに渡すパラメータを返します。
コマンドラインで "TESTOPTS=options" が指定されると、この値を上書きします。 デフォルトは何も指定されていません。
options=(option_str)
[permalink][rdoc]テストスイートに渡すパラメータをセットします。
pattern -> String
[permalink][rdoc]テストファイルにマッチする glob パターンを返します。
デフォルトは 'test/test*.rb' です。
pattern=(pattern)
[permalink][rdoc]テストファイルにマッチする glob パターンを指定します。
ruby_opts -> Array
[permalink][rdoc]テスト実行時に Ruby コマンドに渡されるオプションを返します。
ruby_opts=(options)
[permalink][rdoc]テスト実行時に Ruby コマンドに渡されるオプションをセットします。
test_files=(list)
[permalink][rdoc]明示的にテスト対象のファイルを指定します。
Rake::TestTask#pattern=, Rake::TestTask#test_files= の 両方でテスト対象を指定した場合、両者は一つにまとめて使用されます。
verbose -> bool
[permalink][rdoc]この値が真である場合、テストの実行結果を詳細に表示します。
verbose=(flag)
[permalink][rdoc]テストの実行結果を詳細に表示するかどうかをセットします。
warning -> bool
[permalink][rdoc]この値が真である場合、テスト実行時に ruby -w を実行したのと同じ効果が生じます。
warning=(flag)
[permalink][rdoc]テスト実行時に警告を表示させるかどうかをセットします。