Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rake/gempackagetaskライブラリ > Rake::GemPackageTaskクラス

class Rake::GemPackageTask

クラスの継承リスト: Rake::GemPackageTask < Rake::PackageTask < Rake::TaskLib < Rake::Cloneable < Object < Kernel < BasicObject

要約

Gem Spec ファイルを元にして Gem パッケージを作成するタスクを定義するためのクラスです。

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
define gem_file gem_spec gem_spec= init

特異メソッド

new(gem_spec) {|t| ... } -> Rake::GemPackageTask[permalink][rdoc]

自身を初期化してタスクを定義します。

ブロックが与えられた場合は、自身をブロックパラメータとして ブロックを評価します。

[PARAM] gem_spec:
Gem::Specification のインスタンスを指定します。

インスタンスメソッド

define[permalink][rdoc]

タスクを定義します。

GemPackageTask.new にブロックが与えられている場合に、自動的に呼び出されます。

gem_file -> String[permalink][rdoc]

Gem パッケージの名前を返します。

gem_spec -> Gem::Specification[permalink][rdoc]

package ターゲットで使用する gemspec を返します。

gemspec にはパッケージ名、バージョン、パッケージに含まれるファイルなどが定義 されているので、それらを明示的に指定する必要はありません。

gem_spec=(gem_spec)[permalink][rdoc]

gemspec をセットします。

[PARAM] gem_spec:
Gem::Specification のインスタンスを指定します。
init(gem_spec)[permalink][rdoc]

自身の各属性に初期値をセットします。