Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > opensslライブラリ > OpenSSLモジュール

module OpenSSL

クラスの継承リスト: OpenSSL

要約

OpenSSL のすべてのクラス、モジュール、メソッド、定数を 保持しているモジュールです。

目次

モジュール関数
debug debug= errors fips_mode=
定数
OPENSSL_FIPS OPENSSL_LIBRARY_VERSION OPENSSL_VERSION OPENSSL_VERSION_NUMBER VERSION

モジュール関数

debug -> bool[permalink][rdoc]

デバッグモードが on ならば true を返します。

[SEE_ALSO] OpenSSL.#debug=

debug=(b)[permalink][rdoc]

デバッグモードを on/off します。

[SEE_ALSO] OpenSSL.#debug

errors -> [String][permalink][rdoc]

OpenSSL のエラーキューに残っているエラー文字列を返します。

通常、エラーキューはこの拡張ライブラリが空にするため、 これは空の配列を返します。もしそうでないならば このライブラリのバグです。

fips_mode=(bool)[permalink][rdoc]

FIPS モードを明示的に on/off します。

[EXCEPTION] OpenSSL::OpenSSLError:
インストールされている OpenSSL が FIPS をサポートしていない場合に発生します。

[SEE_ALSO] OpenSSL::OPENSSL_FIPS

定数

OPENSSL_FIPS -> bool[permalink][rdoc]

システムにインストールされている OpenSSL が FIPS を サポートしているならば true です。

していなければ false です。

[SEE_ALSO] OpenSSL.#fips_mode=

OPENSSL_LIBRARY_VERSION -> String[permalink][rdoc]

実行時に使われている OpenSSL 本体のバージョンを表した文字列です。

OPENSSL_VERSION -> String[permalink][rdoc]

ビルド時に使われた OpenSSL 本体のバージョンを表した文字列です。

OPENSSL_VERSION_NUMBER -> Integer[permalink][rdoc]

システムにインストールされている OpenSSL 本体のバージョンを表した数です。 https://www.openssl.org/docs/manmaster/man3/OPENSSL_VERSION_NUMBER.html も参照してください。

VERSION -> String[permalink][rdoc]

Ruby/OpenSSL のバージョンです。