Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > net/imapライブラリ > Net::IMAP::TaggedResponseクラス

class Net::IMAP::TaggedResponse

クラスの継承リスト: Net::IMAP::TaggedResponse < Struct < Enumerable < Object < Kernel < BasicObject

要約

IMAP のタグ付きレスポンスを表すクラスです。

IMAP のレスポンスにはタグ付きのものとタグなしのものがあり、 タグ付きのレスポンスはクライアントが発行したコマンドによる 操作が成功するか失敗するかのどちらかで 完了したことを意味します。タグによって どのコマンドが完了したのかを示します。

@see Net::IMAP::UntaggedResponse

目次

インスタンスメソッド
data name raw_data tag

インスタンスメソッド

data -> Net::IMAP::ResponseText[permalink][rdoc]

レスポンスを解析したオブジェクトを返します。

[SEE_ALSO] Net::IMAP::ResponseText

name -> String[permalink][rdoc]

レスポンスの名前(種類)を返します。

例えば以下のような値を返します。これらの具体的な意味は [RFC2060] を参考にしてください。

raw_data -> String[permalink][rdoc]

レスポンス文字列を返します。

[SEE_ALSO] Net::IMAP::TaggedResponse#data

tag -> String[permalink][rdoc]

レスポンスに対応付けられたタグを返します。