Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rubygems/source_info_cacheライブラリ > Gem::SourceInfoCacheクラス
クラスの継承リスト: Gem::SourceInfoCache < Gem::UserInteraction < Gem::DefaultUserInteraction < Object < Kernel < BasicObject
個々の Gem パッケージのインデックス情報のコピーを保存するためのクラスです。
キャッシュの保存場所として以下の二つが存在します。
ファイルに対する書き込み権限や作成権限がある場合はこちらを使用します。
システムキャッシュが使用できない場合に使用します。
使用するキャッシュを選択すると、全ての操作で選択されたキャッシュを使用します。 また、このクラスは動的にキャッシュの種類を切り替えません。
キャッシュデータはキーが取得元の URI で値が Gem::SourceInfoCacheEntry のインスタンスであるハッシュです。
cache(all = false) -> Gem::SourceInfoCache
[permalink][rdoc]自身のインスタンスを生成するためのメソッドです。
cache_data -> Hash
[permalink][rdoc]キャッシュしているデータを返します。
latest_system_cache_file -> String
[permalink][rdoc]最新のシステムキャッシュのファイル名を返します。
latest_user_cache_file -> String
[permalink][rdoc]最新のユーザーキャッシュのファイル名を返します。
reset -> nil
[permalink][rdoc]自身の内容をクリアします。
search(*args) -> [Gem::Specification]
[permalink][rdoc]与えられた条件を満たす Gem::Specification のリストを返します。
[SEE_ALSO] Gem::SourceInfoCache#search
search_with_source(*args) -> Array
[permalink][rdoc]与えられた条件を満たす Gem::Specification と URL のリストを返します。
[SEE_ALSO] Gem::SourceInfoCache#search_with_source
system_cache_file -> String
[permalink][rdoc]システムキャッシュのファイル名を返します。
user_cache_file -> String
[permalink][rdoc]ユーザーキャッシュのファイル名を返します。
cache_data -> Hash
[permalink][rdoc]最新のキャッシュデータを返します。
cache_file -> String
[permalink][rdoc]使用可能なキャッシュファイル名を返します。
システムキャッシュが使用可能な場合はシステムキャッシュのファイル名を返します。 そうでない場合はユーザーキャッシュのファイル名を返します。
flush -> false
[permalink][rdoc]キャッシュをローカルファイルに書き込みます。
latest_cache_data -> Hash
[permalink][rdoc]最新のキャッシュデータを返します。
latest_cache_file -> String
[permalink][rdoc]使用可能な最新のキャッシュファイル名を返します。
システムキャッシュが使用可能な場合はシステムキャッシュのファイル名を返します。 そうでない場合はユーザーキャッシュのファイル名を返します。
[SEE_ALSO] Gem::SourceInfoCache#cache_file
latest_system_cache_file -> String
[permalink][rdoc]最新のシステムキャッシュのファイル名を返します。
latest_user_cache_file -> String
[permalink][rdoc]最新のユーザーキャッシュのファイル名を返します。
read_all_cache_data -> ()
[permalink][rdoc]自身に完全なキャッシュファイルの内容をマージします。
read_cache_data(file) -> Hash
[permalink][rdoc]与えられたファイル名からデータを読み込んでキャッシュデータを返します。
refresh(all) -> false
[permalink][rdoc]取得元ごとにキャッシュデータを更新します。
reset_cache_data -> true
[permalink][rdoc]キャッシュデータをリセットします。
reset_cache_file -> nil
[permalink][rdoc]強制的にキャッシュファイル名をリセットします。
RubyGems ライブラリの結合テストをするのに便利です。
reset_cache_for(url, cache_data) -> Hash
[permalink][rdoc]指定された URL に対応するキャッシュデータを更新します。
search(pattern, platform_only = false, all = false) -> [Gem::Specification]
[permalink][rdoc]与えられた条件を満たす Gem::Specification のリストを返します。
[SEE_ALSO] Gem::SourceIndex#search
search_with_source(pattern, only_platform = false, all = false) -> Array
[permalink][rdoc]与えられた条件を満たす Gem::Specification と URL のリストを返します。
set_cache_data(hash) -> true
[permalink][rdoc]直接キャッシュデータをセットします。
このメソッドは主にユニットテストで使用します。
system_cache_file -> String
[permalink][rdoc]システムキャッシュファイルの名前を返します。
try_file(path) -> String | nil
[permalink][rdoc]与えられたパスがキャッシュファイルとして利用可能な場合、そのパスを返します。 そうでない場合は nil を返します。
update -> true
[permalink][rdoc]キャッシュが更新されたことをマークします。更新自体は行いません。
user_cache_file -> String
[permalink][rdoc]ユーザーキャッシュのファイル名を返します。
write_cache -> nil
[permalink][rdoc]適切なキャッシュファイルにキャッシュデータを書き込みます。