Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rubygems/dependency_installerライブラリ > Gem::DependencyInstallerクラス
クラスの継承リスト: Gem::DependencyInstaller < Gem::UserInteraction < Gem::DefaultUserInteraction < Object < Kernel < BasicObject
ある Gem が依存している Gem を同時にインストールするためのクラスです。
new(options = {}) -> Gem::DependencyInstaller
[permalink][rdoc]自身を初期化します。
オプションとして以下のものを利用できます。
*.gem ファイルを保存するディレクトリを指定します。
:local (カレントディレクトリのみ検索します), :remote (Gem.sources を検索します), :both (:local, :remote の両方を検索します) のいずれかを指定可能です。
Gem::Installer.new を参照してください。
バージョンチェックとセキュリティポリシーのチェックを行わずにインストールを実行します。 ただし、署名付きの Gem のみをインストールするポリシーが指定されている場合は上記のチェックを 実行します。
Gem::Installer.new を参照してください。
依存している Gem をインストールしません。
Gem をインストールするディレクトリです。
セキュリティポリシーを指定します。
false を指定するとユーザのホームディレクトリにインストールしません。 nil を指定するとユーザのホームディレクトリにインストールしようとしますが、 警告を表示します。
真を指定するとラッパーをインストールします。 偽を指定すると、シンボリックリンクをインストールします。
[SEE_ALSO] Gem::Installer.new, Gem::Installer#install, Gem::Security
find_gems_with_sources(dep) -> Array
[permalink][rdoc]与えられた条件にマッチする Gem::Specification のインスタンスと URI のペアのリストを 返します。
Gem はローカル (Dir.pwd) とリモート (Gem.sources) の両方から検索します。 結果は、バージョンの新しい順が先にきます。また、ローカルの Gem も先にきます。
find_spec_by_name_and_version(gem_name, version = Gem::Requirement.default) -> Array
[permalink][rdoc]与えられた Gem の名前とバージョンに関する条件にマッチする Gem::Specification と それの存在する URI を含む配列を返します。
gather_dependencies -> Array
[permalink][rdoc]依存関係を無視するように指定されていない限り、インストールするように指定された Gem が依存している Gem の情報を集めて返します。
gems_to_install -> Array
[permalink][rdoc]依存関係によりインストールされる予定の Gem のリストを返します。
install(dep_or_name, version = Gem::Requirement.default) -> Array
[permalink][rdoc]指定された Gem とその依存する Gem を全てインストールします。
installed_gems -> Array
[permalink][rdoc]Gem::DependencyInstaller#install でインストールされた Gem のリストを返します。
DEFAULT_OPTIONS -> Hash
[permalink][rdoc]自身を初期化する際に使用するデフォルトのオプションです。
:env_shebang => false, :domain => :both, # HACK dup :force => false, :format_executable => false, # HACK dup :ignore_dependencies => false, :security_policy => nil, # HACK NoSecurity requires OpenSSL. AlmostNo? Low? :wrappers => true