Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rubygems/commands/which_commandライブラリ > Gem::Commands::WhichCommandクラス

class Gem::Commands::WhichCommand

クラスの継承リスト: Gem::Commands::WhichCommand < Gem::Command < Gem::UserInteraction < Gem::DefaultUserInteraction < Object < Kernel < BasicObject

要約

指定された Gem パッケージに含まれるライブラリのパスを見つけるためのクラスです。

Usage: gem which FILE [...] [options]
  Options:
    -a, --[no-]all                   show all matching files
    -g, --[no-]gems-first            search gems before non-gems
  Common Options:
    -h, --help                       このコマンドのヘルプを表示します
    -V, --[no-]verbose               表示を詳細にします
    -q, --quiet                      静かに実行します
        --config-file FILE           指定された設定ファイルを使用します
        --backtrace                  バックトレースを表示します
        --debug                      Ruby 自体のデバッグオプションを有効にします
  Arguments:
    FILE          Gem パッケージ名を指定します
  Summary:
    指定された Gem パッケージのライブラリのある場所を表示します
  Defaults:
    --no-gems-first --no-all

目次

インスタンスメソッド
find_paths gem_paths
定数
EXT

インスタンスメソッド

find_paths(package_name, dirs) -> Array[permalink][rdoc]

dirs から package_name という名前を持つファイルを探索します。

以下の拡張子を持つファイルが対象です。

%w[.rb .rbw .so .dll .bundle]
[PARAM] package_name:
ファイルの名前を指定します。
[PARAM] dirs:
探索するディレクトリを文字列の配列で指定します。
gem_paths(spec) -> Array[permalink][rdoc]

与えられた Gem::Specification のインスタンスからその Gem が require するファイルのあるディレクトリをまとめて返します。

[PARAM] spec:
Gem::Specification のインスタンスを指定します。

定数

EXT -> [String][permalink][rdoc]

拡張子を表す配列です。

%w[.rb .rbw .so .dll .bundle]