Ruby 2.1.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > test/unit/testcaseライブラリ > Test::Unit::TestCaseクラス

class Test::Unit::TestCase

クラスの継承リスト: Test::Unit::TestCase < MiniTest::Assertions < MiniTest::Unit::TestCase < MiniTest::Assertions < Object < Kernel < BasicObject

要約

テストの基本単位(あるいは「テスト本体」)を表すクラスです。 テストを行うメソッド(テストメソッド)は TestCase のサブクラスのインスタンスメソッド として定義されます。テストメソッドの名前は「test」で始まっていなければなりません。 逆に、「test」で始まっているメソッドは全てテストメソッドと見なされます。

require 'test/unit'

class TC_String < Test::Unit::TestCase
  def test_size
    assert_equal('abc'.size, 3)
  end

  def test_concat
    assert_raise(TypeError) do
      'abc' + 1
    end
  end
end

各 TestCase オブジェクトは、ひとつのテストメソッドに対応しています。テストが実行される時には、 テストメソッドの数だけ TestCase オブジェクトが生成されます。

目次

特異メソッド
test_order

特異メソッド

test_order -> Symbol[permalink][rdoc]

テストの実行順序を返します。