Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > Procクラス > ===

instance method Proc#===

self[*arg] -> ()[permalink][rdoc]
call(*arg) -> ()
self === *arg -> ()
yield(*arg) -> ()

手続きオブジェクトを実行してその結果を返します。

引数の渡され方はオブジェクトの生成方法によって異なります。 詳しくは Proc#lambda? を参照してください。

「===」は when の所に手続きを渡せるようにするためのものです。

def sign(n)
  case n
  when lambda{|n| n > 0} then 1
  when lambda{|n| n < 0} then -1
  else 0
  end
end

p sign(-4) #=> -1
p sign(0)  #=> 0
p sign(7)  #=> 1

また、以下のような syntactic sugar もあります。

fib = lambda{|n|
  case n
  when 0 then 0
  when 1 then 1
  else
    fib.(n - 2) + fib.(n - 1)
  end
}
fib.(10) # => 55
[PARAM] arg:
手続きオブジェクトに与える引数を指定します。
[EXCEPTION] LocalJumpError:
Procを生成したメソッドからリターンしてしまった場合に発生します。