Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > yamlライブラリ > YAML::EngineManagerクラス

class YAML::EngineManager

クラスの継承リスト: YAML::EngineManager < Object < Kernel < BasicObject

要約

yaml のバックエンドを管理するクラスです。

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
syck? yamler yamler=

特異メソッド

new -> YAML::EngineManager[permalink][rdoc]

自身を初期化します。

インスタンスメソッド

syck? -> bool[permalink][rdoc]

syck ライブラリを使用中の場合に true を返します。それ以外の場合 は false を返します。

require "psych"
require "yaml"
p YAML::ENGINE.syck? # => false

YAML::ENGINE.yamler = "syck"
p YAML::ENGINE.syck? # => true
yamler -> String[permalink][rdoc]

使用中のバックエンドを文字列で返します。

例:

require "psych"
require "yaml"
p YAML::ENGINE.yamler # => "psych"
yamler=(engine)[permalink][rdoc]

使用するバックエンドを設定します。

また、engine がまだ require されていなかった場合は require します。

[PARAM] engine:
バックエンドを文字列で指定します。
[EXCEPTION] ArgumentError:
未対応のバックエンドを指定した場合に発生します。

例:

require "psych"
require "yaml"
p YAML # => Psych

YAML::ENGINE.yamler = "syck"
p YAML # => Syck