Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > resolvライブラリ > Resolv::DNS::Resource::IN::SRVクラス

class Resolv::DNS::Resource::IN::SRV

クラスの継承リスト: Resolv::DNS::Resource::IN::SRV < Resolv::DNS::Resource < Resolv::DNS::Query < Object < Kernel < BasicObject

要約

DNS リソースのクラス IN、タイプ SRV に対応する クラスです。

[RFC2782] で定義されています。 利用可能なサービスのホスト名とポート番号を指定するレコードです。

目次

特異メソッド
new
インスタンスメソッド
port priority target weight

特異メソッド

new(priority, weight, port, target) -> Resolv::DNS::Resource::IN::SRV[permalink][rdoc]

Resolv::DNS::Resource::IN::SRV のインスタンスを生成します。

[PARAM] priority:
ホストの優先順位
[PARAM] weight:
[PARAM] port:
ポート番号
[PARAM] target:
ホスト名

インスタンスメソッド

port -> Integer[permalink][rdoc]

対象のサービスの対象のホストにおけるポート番号を返します。

priority -> Integer[permalink][rdoc]

ホストの優先順位を返します。

クライアントは利用可能なホストの中で最も priority が 小さい数値のホストを利用しなければなりません。

priority が同じならば Resolv::DNS::Resource::IN::SRV#weight で定義されるようにホストを選ぶべきです。

返り値の範囲は 0 から 65535 までの整数値です。

target -> Resolv::DNS::Name[permalink][rdoc]

対象のホストのホスト名を返します。

weight -> Integer[permalink][rdoc]

サーバを選択するための「重み」です。

Resolv::DNS::Resource::IN::SRV#priority が同じ場合に この項目が利用されます。 重みに比例した確率でホストを選択すべきです。 返り値の範囲は 0 から 65535 までの整数です。 選択肢が一つしかない、つまり選択する必要がない場合には この値は人間が読みやすいよう 0 にすべきです。