Ruby 1.9.3 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > fiddleライブラリ > Fiddleモジュール

module Fiddle

クラスの継承リスト: Fiddle

要約

fiddle ライブラリの名前空間をなすモジュール

目次

特異メソッド
last_error last_error= win32_last_error win32_last_error=
定数
Pointer TYPE_CHAR TYPE_DOUBLE TYPE_FLOAT TYPE_INT TYPE_LONG TYPE_LONG_LONG TYPE_SHORT TYPE_VOID TYPE_VOIDP WINDOWS

特異メソッド

last_error -> Integer[permalink][rdoc]

最後に Fiddle::Function#call で C の関数を呼び出した 結果設定された errno を返します。

この値はスレッドローカルです。

last_error=(errno)[permalink][rdoc]

Fiddle.last_error で返される値を設定します。

errno は fiddle が設定するのでユーザはこのメソッドを使わないでください。

[PARAM] errno:
設定する errno
win32_last_error -> Integer[permalink][rdoc]

最後に Fiddle::Function#call で C の関数を呼び出した 結果設定された errno を返します。

このメソッドは Windows 環境でのみ定義されています。

この値はスレッドローカルです。

win32_last_error=(errno)[permalink][rdoc]

Fiddle.win32_last_error で返される値を設定します。

errno は fiddle が設定するのでユーザはこのメソッドを使わないでください。

このメソッドは Windows 環境でのみ定義されています。

[PARAM] errno:
設定する errno

定数

Pointer -> Class[permalink][rdoc]

DL::CPtr の別名です。

TYPE_CHAR -> Integer[permalink][rdoc]

C の char 型を表します。

[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new

TYPE_DOUBLE -> Integer[permalink][rdoc]

C の double 型を表します。

[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new

TYPE_FLOAT -> Integer[permalink][rdoc]

C の float 型を表します。

[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new

TYPE_INT -> Integer[permalink][rdoc]

C の int 型を表します。

[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new

TYPE_LONG -> Integer[permalink][rdoc]

C の long 型を表します。

[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new

TYPE_LONG_LONG -> Integer[permalink][rdoc]

C の long long 型を表します。

[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new

TYPE_SHORT -> Integer[permalink][rdoc]

C の short 型を表します。

[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new

TYPE_VOID -> Integer[permalink][rdoc]

C の void 型を表します。

[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new

TYPE_VOIDP -> Integer[permalink][rdoc]

C の void* 型を表します。

fiddle や dl 上では、すべてのポインタは void* であると 見なされます。

[SEE_ALSO] Fiddle::Function.new

WINDOWS -> bool[permalink][rdoc]

Windows 環境下では true、それ以外では false です。