Ruby 1.8.7 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rdoc/usageライブラリ
プログラムの使い方(RDoc.usage を呼び出したソースファイルの先頭に記述さ れたコメント)を表示するためのサブライブラリです。
[注意] rdoc/usage ライブラリは 1.9 系では廃止されました。
以下のように実行します。exit_status、section のどちらも省略可能です。
RDoc.usage(exit_status, section, ...) RDoc.usage_no_exit(section, ...)
それぞれの引数は以下のような意味です。
プログラムの終了ステータスを数値に変換可能なオブジェクトで指定します。 指定しなかった場合は 0 です。
見出し部に指定した名前を 1 つ、または複数指定します。指定があれば、そ の見出しの部分だけを表示し、指定しなかった場合は全て表示します。見出 しレベルや名前の大文字、小文字の区別はありません。
以下のように使用します。実際には RDoc::usage の行を適宜コメントアウトし て実行してください。
# Comment block describing usage
# with (optional) section headings
#
# = Summary
# . . .
# == Author
# . . .
# == Copyright
# . . .
require 'rdoc/usage'
# プログラムの使い方を全て表示し、終了ステータス 0 でプログラムを終了。
RDoc::usage
# プログラムの使い方を全て表示し、終了ステータス 99 でプログラムを終
# 了。
RDoc::usage(99)
# 「= Summary」から「== Author」の手前までを表示し、終了ステータス
# 99 でプログラムを終了。
RDoc::usage(99, 'Summary')
# Author、Copyright を表示し、終了ステータス 0 でプログラムを終了。
RDoc::usage('Author', 'Copyright')
# Author、Copyright を表示し、プログラムを継続。
RDoc::usage_no_exit('Author', 'Copyright')
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