new -> Time
[permalink][rdoc][edit]now -> Time
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現在時刻の Time オブジェクトを生成して返します。タイムゾーンは地方時となります。
p Time.now # => 2009-06-24 12:39:54 +0900
new(year, mon = nil, day = nil, hour = nil, min = nil, sec = nil, zone = nil) -> Time
[permalink][rdoc][edit]new(year, mon = nil, day = nil, hour = nil, min = nil, sec = nil, in: nil) -> Time
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引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。
mon day hour min sec に nil を指定した場合の値は、その引数がとり得る最小の値です。 zone と in に nil を指定した場合の値は、現在のタイムゾーンに従います。
- [PARAM] year:
- 年を整数か文字列で指定します。例えば 1998 年に対して 1998 を指定します。
- [PARAM] mon:
- 1(1月)から 12(12月)の範囲の整数または文字列で指定します。英語の月名("Jan", "Feb", ... などの省略名。大文字小文字の違いは無視します)も指定できます。
- [PARAM] day:
- 日を 1 から 31 までの整数か文字列で指定します。
- [PARAM] hour:
- 時を 0 から 23 までの整数か文字列で指定します。
- [PARAM] min:
- 分を 0 から 59 までの整数か文字列で指定します。
- [PARAM] sec:
- 秒を 0 から 60 までの整数か文字列で指定します。(60はうるう秒)
- [PARAM] zone:
- 協定世界時との時差を、秒を単位とする整数か、 "UTC" かミリタリータイムゾーンの文字列または "+HH:MM" "-HH:MM" 形式の文字列で指定します。
- [PARAM] in:
- 協定世界時との時差を、秒を単位とする整数か、 "UTC" かミリタリータイムゾーンの文字列または "+HH:MM" "-HH:MM" 形式の文字列で指定します。
- [EXCEPTION] ArgumentError:
- 与えられた引数が無効である場合に発生します。
- [EXCEPTION] ArgumentError:
- zone と in を同時に指定した場合に発生します。
p Time.new(2008, 6, 21, 13, 30, 0, "+09:00") # => 2008-06-21 13:30:00 +0900
new(iso8601, in: nil) -> Time
[permalink][rdoc][edit]-
引数で指定した地方時の Time オブジェクトを返します。
- [PARAM] iso8601:
- Time#inspectの結果や制限されたISO-8601形式などの文字列を指定します。
- [PARAM] in:
- 協定世界時との時差を、秒を単位とする整数か、 "UTC" かミリタリータイムゾーンの文字列または "+HH:MM" "-HH:MM" 形式の文字列で指定します。 iso8601 に指定された文字列がタイムゾーンを持っている場合は無視されます。
- [EXCEPTION] ArgumentError:
- iso8601が無効な形式の場合に発生します。
p Time.new("2024-02-15 10:20:30") # => 2024-02-15 10:20:30 +0900 p Time.new("2024-02-15 10:20:30 UTC", in: "+0800") # => 2024-02-15 10:20:30 UTC p Time.new("2024-02-15 10:20:30", in: "+0800") # => 2024-02-15 10:20:30 +0800