self[nth] -> object | nil
[permalink][rdoc][edit]at(nth) -> object | nil
-
nth 番目の要素を返します。nth 番目の要素が存在しない時には nil を返します。
- [PARAM] nth:
- インデックスを整数で指定します。先頭の要素が 0 番目になります。nth の値が負の時には末尾からのインデックスと見倣します。末尾の要素が -1 番目になります。整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗黙の型変換を試みます。
- [EXCEPTION] TypeError:
- 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを指定した場合に発生します。
a = [ "a", "b", "c", "d", "e" ] a[0] #=> "a" a[1] #=> "b" a[-1] #=> "e" a[-2] #=> "d" a[10] #=> nil
self[range] -> Array | nil
[permalink][rdoc][edit]-
Range オブジェクト range の範囲にある要素からなる部分配列を返します。 range の begin が自身の範囲外となる時は nil を返します。ただし、begin が配列の長さに等しいときは空の配列を返します。 range の begin が end より後にある場合には空の配列を返します。
- [PARAM] range:
- 生成したい部分配列の範囲を Range オブジェクトで指定します。 range の begin や end の値が負の時には末尾からのインデックスと見倣します。末尾の要素が -1 番目になります。 end の値が配列の範囲を越える時には、越えた分は無視されます。
a = [ "a", "b", "c", "d", "e" ] a[0..1] #=> ["a", "b"] a[0...1] #=> ["a"] a[0..-1] #=> ["a", "b", "c", "d", "e"] a[-2..-1] #=> ["d", "e"] a[-2..4] #=> ["d", "e"] (start は末尾から -2 番目、end は先頭から (4+1) 番目となる。) a[0..10] #=> ["a", "b", "c", "d", "e"] a[10..11] #=> nil a[2..1] #=> [] a[-1..-2] #=> [] # 特殊なケース。begin が自身の長さと同じ場合には以下のようになります。 a[5] #=> nil a[5..10] #=> []
self[start, length] -> Array | nil
[permalink][rdoc][edit]-
start 番目から length 個の要素を含む部分配列を返します。 start が自身の範囲外となる時は nil を返します。ただし、start が配列の長さに等しいときは空の配列を返します。 length が負の時は nil を返します。
- [PARAM] start:
- 生成したい部分配列の先頭のインデックスを整数で指定します。 start の値が負の時には末尾からのインデックスと見倣します。末尾の要素が -1 番目になります。整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗黙の型変換を試みます。
- [PARAM] length:
- 生成したい部分配列の長さを整数で指定します。 length が start 番目からの配列の長さより長い時には、越えた分の長さは無視されます。整数以外のオブジェクトを指定した場合は to_int メソッドによる暗黙の型変換を試みます。
- [EXCEPTION] TypeError:
- 引数に整数以外の(暗黙の型変換が行えない)オブジェクトを指定した場合に発生します。
a = [ "a", "b", "c", "d", "e" ] a[0, 1] #=> ["a"] a[-1, 1] #=> ["e"] a[0, 10] #=> ["a", "b", "c", "d", "e"] a[0, 0] #=> [] a[0, -1] #=> nil a[10, 1] #=> nil # 特殊なケース。start が自身の長さと同じ場合には以下のようになります。 a[5] #=> nil a[5, 1] #=> []