Ruby 2.3.0 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rexmlライブラリ > REXML::ParseExceptionクラス

class REXML::ParseException

クラスの継承リスト: REXML::ParseException < RuntimeError < StandardError < Exception < Object < Kernel < BasicObject

要約

XML のパースに失敗したときに生じる例外です。

require 'rexml/document'
begin
  REXML::Document.new("<a>foo\n</b></a> ")
rescue REXML::ParseException => ex
  ex.position # => 16
  ex.line # => 2
  ex.context # => [16, 2, 2]
end

目次

インスタンスメソッド
context line position to_s

インスタンスメソッド

context -> [Integer, Integer, Integer][permalink][rdoc]

パースエラーが起きた(XML上の)場所を返します。

要素3個の配列で、

[position, lineno, line]

という形で返します。 position, line は REXML::ParseException#position REXML::ParseException#line と同じ値です。 lineno は IO#lineno が返す意味での行数です。 通常は line と同じ値です。

line -> Integer[permalink][rdoc]

パースエラーが起きた(XML上の)場所を行数で返します。

position -> Integer[permalink][rdoc]

パースエラーが起きた(XML上の)場所を先頭からのバイト数で返します。

to_s -> String[permalink][rdoc]

例外情報を文字列化して返します。